インタビュー風景

ウイングホール柏斎場でお別れ会を行った岩佐様にお話を伺いました

― 葬儀社をどのように探されましたか?

私はインターネットで探しました。気になる葬儀社に何件か電話をかけて資料を請求したり、実際に行って話を聞いたりしました。そうして二社を候補にあげて見積もりの作成をお願いしました。そのうちの一社が東葛福祉葬祭さんです。見積もりの金額には大きな差はありませんでしたけど、祭壇の感じやお花の量、棺や骨壷は東葛福祉葬祭さんの方が良かったですね。同じ柏市でも東葛福祉葬祭さんは自宅からちょっと遠かったのですが、忙しい時間帯にわざわざ来て下さったりしましたのでお願いすることに決めました。

祭壇写真

― どのような葬儀でしたか?

ウイングホール柏斎場でお坊さん等の宗教者は呼ばないお別れ会を行いました。参列者は家族や兄弟等、身内の23名のみで、一般の方にはお声掛けしませんでした。
生前から亡くなった主人にはお葬式についての希望を聞かされていて、主人の希望は「お葬式は簡素にやってほしい」ということでした。でも、主人は6人兄弟の末っ子で、なのに兄弟で一番早くに逝ってしまったということもあったので、私はさすがに簡素にはできないなと思い、できるだけ兄弟たちに「良いお葬式だったな」って思ってもらえるようなお葬式になるように心掛けました。この他にも「無宗教形式でお坊さんも戒名も要らない」という希望も言っていましたので、こちらは尊重して行おうと考えました。ただ、「お坊さんは要らない」ということでしたが「お経をあげるな」とは言っていませんでしたので、自分たちで般若心経をあげることにしました。実は主人の母はお寺の娘だったこともあり、昔からお墓参りや年忌のときには自分たちでもお経をあげる習慣がありましたのでね。
お別れ会という形式では決まった式次第はありませんので、みんなで般若心経をあげたりするほかには、兄弟や孫からお別れの言葉を送ったりといった内容を入れて行いました。身内だけでの心のこもったお葬式になったと思います。

祭壇写真

― 葬儀を終えられた感想をお願いします。

皆さんにお話しを聞くと最近は亡くなった人を安置施設に預けることが多いようで、主人を自宅に安置したことを伝えると驚かれました。でもエアコン付けたりして大変なこともありますけど、自宅に連れて帰ってきて良かったなと思っています。主人も自宅から火葬場に向かいたかったでしょうし。自宅で行った納棺式も良かったですしね。硬直してるのに主人の着替えもしっかりして下さって、良くできるなぁって感心しました。
ウイングホール柏斎場はお別れ会から火葬まで、すべて同じ建物内でできるので良かったですね。高齢の主人の兄弟たちにあまり負担をかけたくありませんでしたので選んで良かったと思いました。生花祭壇もとっても立派で良かったです。ただ、最後のお花入れが丁寧過ぎたかなって思います。祭壇のお花を摘み取ってきれいにお盆に並べて配るのではなくて、ワーってお花を取ってバッとお盆にのせてパッと配れば良いのかなって。それで十分だと思いますけどね。年寄りが多いからなるべく短い時間で済ませて良いんじゃないのかなって。主人は男だし、お花をそんなにたくさん入れなくても良かったかなって思います。

祭壇写真

担当の方は良くやって下さいました。ただ、お食事の並べ方は事前に聞いてほしかったと思います。サビ抜きの食事もあったので事前に配置の相談ができたら良かったかなって思います。
もしかすると私が亡くなったときにお世話になるかもしれませんから、その時はよろしくお願いしますね。

※取材日2023年6月