ひとり言

神道にもお盆の行事がございます

日本の夏の代表的な行事の一つにお盆があります。お盆というとご先祖を供養する仏教の行事と思われる方も多いかもしれませんが、神道においてもお盆の行事がございます。各家庭では仏教と同様に精霊棚を設け、お盆の飾りやお供えをします。元々、神道には日本に仏教が伝わる前から先祖の霊を迎えてお祭りする祖先崇拝の習俗が年に二回ありました。後に仏教が伝来し、盂蘭盆会と呼ばれる先祖供養の行事が寺院で行われるようになり、次第にその仏教の先祖供養の盂蘭盆会と、神道の初秋に行われる祖先崇拝の習慣が習合して、現在のお盆の文化が形成されたといわれています。

神道のお盆の飾りや準備

神道のお盆の飾りや準備は仏教と比べ大きな違いはありませんが、神道ならではの特徴もあります。神道のお盆では、仏教の仏壇にあたる祖霊舎や神具をきれいにして、新しくお水やお酒、塩、米をお供えし、祖霊舎の前には精霊棚(盆棚)を設け、神饌物や季節の果物等をお供えし、ナスやキュウリで作った牛や馬を飾ります。また、仏教では僧侶を自宅にお招きして読経して頂きますが、神道においては神職をお招きして祝詞を奏上し、ご自宅でお参りをする際やお墓詣りの際には、お線香ではなく榊を奉納する玉串奉奠を行います。なお、ご先祖様をお迎えする際の迎え火やお送りする際の送り火は仏教と同様に行います。

神道の新盆

神道では新盆を“新御霊祭”と呼ばれています。仏教では亡くなられてから四十九日を過ぎていない場合は翌年のお盆が新盆となり、新盆が一周忌後になることがありますが、神道では亡くなってから初めて迎えるお盆が新盆であり、五十日祭が過ぎていない場合でも新盆となります。そのため、神道では新盆が一年祭後になることはありません。また、仏教と同様に神道の新盆においても、玄関や窓際等に御霊が迷わずお帰りになれるように白い提灯を飾ります。ただし、仏教では蓮の花の模様が入ったものを使用することがありますが、神道の提灯は真っ白い白紋天が基本です。

神道の葬儀や霊祭もお任せ下さい

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このひとり言をつぶやいたスタッフ

西野

西野隼央

専務取締役
所有資格:葬祭ディレクター/グリーフケア・アドバイザー/終活ライフケアプランナー

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