山元様

千葉県野田市にお住いの山元正様

野田市にお住いの山元正様の父、岱司様がとても元気でいらしたのに、昨年の5月頃、急に倒れられ入院となり、検査の結果、肺癌が脳に転移している事が判明。高齢の為、緩和ケアを中心に入院生活を送られた後、在宅にての介護となりましたが、今年の7月再入院。今一度の願いも空しく、岱司様が静かにかの地へと旅立たれたのは、平成25年8月25日午前6時52分の事でございました。
病院に向かわれる途中に当社が有り、近所でもあった為、相談に来られて今回のご利用を頂きました。

父の希望で在宅介護を行ってきました

山元様

― お亡くなりになるまでの経緯をお話し頂けますか?

父はとにかく元気で健康診断等一度も受けたことはなかったのですが、一昨年の暮れ頃から髭剃り等、身の回りの事を面倒がるようになり、おかしいと思っていたところ、昨年の5月、急に倒れて入院となりました。肺癌から脳にも転移していて脳腫瘍である事が分かりましたが、高齢の為、積極的な治療はできず、緩和ケアとなりました。その後、何も自分から望む事がなかった父が、どうしても自宅に帰りたいと願い、10月に在宅介護を始めました。色々な事を乗り越え、家族で介護をしてきましたが、今年の7月、誤嚥性肺炎で緊急入院しました。点滴とリハビリを続けましたが、8月25日の早朝に安らかな表情で息を引き取りました。84才でした。

事前相談の西野さんの対応で、不安を解消する事ができました

― 葬儀をどのようにお考えでしたか?

とにかく何も解らず、何も知らない状態でした。家族で葬儀を話題にした事も有りませんでした。シンプルで良いから、とにかく父が愛したこの自宅から送ってあげたいと思っていました

― 葬儀社決定までの経緯をお話し下さい。

父の入院中に病院へ向かう途中、妹の家族が東葛福祉葬祭さんを見かけていて、近所という事も有り相談に行ってみました。

― 決めてとなったポイントを教えて下さい。

西野さんに対応して頂き、自分の不安や戸惑いをありのままに伝えたところ、こちらの気持ちを共有してくれる方だと感じる事ができ安心感でいっぱいになりました。もう、それだけで充分で、ここの会社のこの方に、ぜひお願いしようと決めました。実は、以前に読んだ葬儀に関する本の中に「葬儀こそ、数社から相見積もりを」と書いてあったのですが、西野さんと話していて、全くそんな気持ちはなくなっていました。

父の思い出がいっぱいの、自宅から送る事ができました

山元様

― 葬儀はいつ行われましたか?

平成25年8月28日に通夜、29日に葬儀を自宅で行いました。

― どのような葬儀でしたか?

自宅にて、家族親族数名の家族葬として行いました。遺影を作り直して頂いたり、父の目元、口元を整えて、とても穏やかな表情にして頂いたりと、家族としたら、とても嬉しかったです。それから、父の大好きなラテン音楽を自宅から送り出すまで流して父の人生をしみじみと偲ぶ事ができたのも良かったです。最後の花入れのお別れの時に、懐かしい写真や大好きな文庫本、そして庭に咲いていた花を一緒に納める事ができたのは、何より父への餞になったと思います。

― 葬儀を終えられての感想をお願いします。

気持ちの上でも、予算の面でも、無理の無い葬儀ができました。葬儀はとにかくストレスの場だという認識を持っていましたが、それは見事に覆りました。父へのお礼の時間であり感謝の場となった事は、とても良かったと、しみじみと思っています。そして、それはひとえに担当の西野さんのさりげない助言や気遣い、終始変わらぬ真摯な対応から実現できた事で、西野さんの誠実な姿勢と、きちんとした自己管理に本当に頭が下がります。

介護や仕事に集中する為にも事前相談を強くお勧めします

― 今後、東葛福祉葬祭を利用される方へ一言お願いします。

一人で悩む必要は全くないです。いざとなった時、ほとんどの人が何を相談していいのか、それすら解らず不安でいっぱいだと思いますが、まず相談をしてみて下さい。事前見積書にもなる「もしもの時の相談書」を、パンフレットを見ながら作成して頂くと、葬儀のイメージがはっきりしていき、形になっていくと共に、すっかり不安は消えて安心に変わっていきます。介護や仕事に集中する為にも、ぜひ、事前相談をおすすめ致します。その時にできたら予算、宗教、葬儀スタイルだけでも、決めて行くとよりスムーズに話を進める事ができると思います。とにかく不安を抱えているより、先ず相談です。本当にほのぼのとした思い出深い葬儀ができたこの満足感をぜひ皆様にお伝えしたいですね。
このインタビューは、西野さんの的確なアドバイスや、心遣いへのお礼の気持ちからお受けしました。

山元様

山元様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※取材日2013年9月