室尾様

千葉県野田市にお住いの室尾久江様

野田市にお住まいの室尾久江様の夫、栄司郎様が癌の一種である後腹膜脂肪肉腫である事が分かったのが6年前の事。3度の手術に耐え、闘病に努めてこられましたが、ついに力尽き静かに安らかに息を引き取られたのは、平成25年7月20日の事でございました。
当社のホームページをご覧になり、事前に資料請求を希望されご検討頂いた事から、今回の利用を賜りました。

癌と共に生きた夫

室尾様

― お亡くなりになるまでの状況をお話し頂けますか?

6年前に発病し、埼玉の病院にて癌細胞摘出手術を受けましたが、再発を繰り返し、3年間に3回の手術をすることになってしまいました。取っても取ってもすぐ再発してしまい4回目の手術となった時は、かなり危険だということもあり、本人も家族もとても悩みましたが、3回目の手術がとても辛いものだった為、本人がこれ以上はもういいと手術はせずに、癌と共に生きてゆく道を選択致しました。仕事にも復帰を果たして、しばらくは普通の暮らしをしていましたが、今年に入って1月と7月に入院。癌細胞は肥大化していましたが、また退院できるはずだった7月の入院の時に、付き添う私や息子が全く気付かないほど安らかに、穏やかに夫が息を引きとりました。手術の時以外は、まったく痛みが無かったのが何よりの救いでした。

お葬式当日、葬儀屋さんのサプライズに感激

― どのような葬儀を望み、行われたのですか?

全くわからない状態でしたので、こうしたいというより、担当の西野さんに一つ一つ相談に乗ってもらい決めていきました。主人は退職していましたし、主人の兄姉は高齢で通夜・葬儀と2日間の参列は大変という事で、それでは、主人を本当に思ってくれる人に参列してもらう一日葬にして平成25年7月26日に野田市斎場の小式場で行いました。通夜はしなくても葬儀前日に納棺の儀が行われ、旅支度を整えて近しい者だけで主人に触れ、話しかけ、心いくまでお別れをすることができたのは本当に良かったです。

― 葬儀を終えられての感想をお聞かせ下さい。

まず遺影の周りの白と紫の花のコントラストがとても綺麗で印象的でした。生花も洋花を選びましたが華やかだと評判がとても良く、全体的に花の色のバランスが良かったです。思っていた以上に素晴らしい祭壇となり、一目見るなり息子達もすごいと驚いていました。限られた予算でも、主人に恥をかかせたくないとの私の思いが通じた形となり、とても嬉しかったです。
司会進行も、ナレーションがとても上手で、家族も親族も故人と過ごした日々をあれこれと思いだし偲ぶことができました。私もナレーションを聞きながら遺影の主人に胸の内でいろいろと語りかけていましたが、主人の「大丈夫だよ」とのメッセージが聞こえた気がして、穏やかな温かい気持ちで主人とお別れする事ができたと思います。
それから、西野さんが、サプライズを用意してくれたのも大変感激致しました。葬儀の前日に旅支度を整えた時のこと、「元気になったら温泉に行こう、先祖がいた大分にも行こうと話していたのに、叶わなくて残念だ」と話していたのを西野さんが聞いていらして、全国の温泉マップを手作りして下さったのです。実は書店で探し回ったのですが、見つからなくて諦めていたものですから、その心使いは本当に嬉しくて、有り難く柩の中へと納めさせて頂き、みんなで主人に、好きな温泉へ行ってねと話かけました。本当に感謝の思いでいっぱいです。

室尾様の祭壇

担当の西野さんは、どんな事でも快く相談に乗って頂き、安心して葬儀を行えました

― あらためて東葛福祉葬祭へ一言お願いします。

西野さんには本当にお世話になりました。とても話しやすく、どんな事にも相談に乗ってくれ、的確なアドバイスをして下さり、式当日も参列者皆にまめに声をかけてくれました。一度も煩わしく思う事や戸惑う事もなく、只々主人の事だけ考えてお別れができたのは、西野さんの細かな気遣いが有ればこそだと感謝しています。本当に良くして頂きました。その一言に尽きますね。心強かったです。また、ホームページが分かりやすく料金設定もはっきりと明確なのは良いですね。

― 今後「東葛福祉葬祭」を利用される方にひとことお願いいたします。

費用をかけずとも、心温まる納得のいく葬儀が行える会社です。親族を始め参列して下さった方々から良い葬儀だった、故人は幸せな人だと言って頂きました。良いめぐり逢いができたと思っております。

室尾様

室尾様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※取材日2013年8月